お知らせ

2021/09/10

茶道文化検定Web版の受検における不正行為の防止対策について

 先般、茶道文化検定Web版の実施に際して、「受検時に不正行為が行われる可能性があることをどのように考えるか」というお問い合わせを頂きました。以下、事務局としての見解をお示しいたします。まずもって、本検定における第一の目的は茶道文化を体系的に学ぶ機会を提供することですが、検定試験は知識の習熟度を試す機会としてご活用いただけるものと考えております。その為、「受検時に茶道文化検定公式テキストを読むこと」や、「インターネットを利用して回答を探す」等の不正行為は、本検定試験を受検していただく上での禁止事項です。
 事務局といたしましては、上記の不正行為を防止する為に下記3点の対策を講じております。自宅でも受検可能なWeb版での検定試験開催という性格上、下記対策はいずれも完全に不正行為を防止する対策にはなり得ませんが、事務局として不正行為を防止するための対策には今後も万全を期す所存です。何卒、ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

茶道文化検定事務局

不正行為防止対策①【検定時間の短縮】

Web版では、従来の紙試験に比べて下記の通り検定時間を短縮しております。

  (旧)紙試験
問題数/検定時間
一問当たりの
解答時間
(新)Web試験
問題数/検定時間
一問当たりの
解答時間
1級 80問/100分 75秒 80問/80分 60秒
2級 80問/80分 60秒 80問/60分 45秒
3級 80問/70分 52,5秒 60問/45分 45秒
4級 60問/60分 60秒 50問/30分 36秒

※「一問当たりの解答時間」は「検定時間(秒)」÷「問題数」で計算

新たに実施されるWeb試験では、検定時間の短縮によって1問当たりにかけられる解答時間は短くなっています。不正行為を常に試みながら受検した場合、回答時間が不足する可能性が高い時間設定だと考えております。

不正行為防止対策②
【検定問題のランダムな出題】

各級の出題は全てランダムで行われます。受検期間中に再受検を試みた場合においても前回同様の問題が出て来るとは限りませんので、回答を事前に準備しておくことはできません。

不正行為防止対策③
【利用規約、注意事項のアナウンスの徹底】

会員登録時に同意していただく「利用規約」や、受検前に確認いただく「注意事項」に禁止事項として上記の不正行為を掲げるなど、周知徹底が図れるように、受検前のアナウンスが行き届くようにつとめます。さらに細かい禁止事項につきましては、近日中に実施概要のページに掲載予定ですので、併せてご確認ください。

以上